「確定者を大いに祝福しよう!」(No.5)


教化部長 久都間 繁

 

 意外なことに聞こえるかもしれないが、生長の家の運動は、神と神の子によってのみ為されてきたのだ。これまでも、そしてこれからもである。その神の子とは、あなたのことだ。あなたの実相が輝きだし、鳴り響くことが人類光明化運動であり、国際平和信仰運動である。

 生長の家の運動が、なぜ人類光明化運動と名付けられたのかご存じだろうか。それは「実相」という〝聖〟なる光りが行ずる運動だからである。私たちの実相は無限智、無限愛、無限生命であると教えられている。その無限なるものが〝あらわ〟となるのが、「四無量心を行ずるとき」であることを知っておいてほしい。慈悲喜捨があらわれれば、それが善となり、義となり、無償の愛となり、人生を光明化するのだ。

 

 たとえば、講習会の参加促進は『祝福手帳』にご縁ある人のお名前を記して、対象者を祝福することをお勧めしているが、祝福とは、実相を観て喜ぶことだ。喜びが充ちてくれば、お誘いする機会は必ず訪れる。あとは神に導かれるままにお声を掛ければよい。参加するしないは、彼の内なる神に委ねればよいのだ。

 

 この祝福の祈りは、私たちが幸福で豊かな人生を成就するための大きなチカラを養うことになる。なぜなら神は、天地一切のものに感謝し、和解するところに現れるからである。人生でご縁をいただいたすべての人と和解して、感謝し合うことほど幸福なことはない。実相を直視することで私たちの因縁の一切が成就して光り充ち渡る世界(天国極楽浄土)へと変貌する。ご縁ある人の実相を拝むことで、すべてが神と神の子の光りの関係であった本来の相が顕れるのである。「大調和の神示」のコトバは、ただの目標やスローガンではなく、それを生きるとき、肉体人間から〝霊的実在〟へと新生するのである。日々の祈りの中で、暮らしの中で、生業の中で、黙々と天地一切の実相を祝福して喜ぶことから、新天新地が開けてくるのだ。

 

「顕幽相携えて大神の経綸を扶翼する」という言葉を、恩師の一人である楠本加美野講師がかつて提唱されていたことがある。なぜ顕幽(神界・霊界・現界)が共働するのか。それは、あなたが発する祝福の祈りは、紛れもない〝神のいのち〟の鳴り響きだからである。だから、あなたに個性があるように、あなたにしかできない〝聖〟なる使命があるのだ。

 

 講習会は、仏の四無量心が生長の家総裁のコトバを通して直接あらわれる如来説法の場である。また、生長の家が世界平和を目指すのは、私たちの運動が「大調和の世界」(実相)の展開だからである。これからの推進に当たっては、先ず、すでに確定者となった一人ひとりを心から祝福して、大いに感謝すること。そして、なによりも私たち一人ひとりが「神より出でたる光」であることを歓び〝聖なるいのち〟を嬉々として生きることから、新しい神縁が〝ムスビの世界〟となって開けてくるのだ。