愛は夢を実現させる(1月)
東京第二教化部長 各務 洋行
皆さん、厳しい寒さが続いていますが、如何お過ごしでしょうか。さて、今年の元旦、教化部の早朝行事(7時より)先導の為、車で東八道路を通って教化部に向かっている時のことです。正面には大きな満月が見え、後方(バックミラー)には初日の出が見え始めていました。「ああこれは谷口雅春先生がお誕生された日そのものではないか。こんな光景を見させて貰って今年も祝福されている。また躍進する素晴らしい年になる」こう思いつつ年頭の早朝神想観を始めたものです。早速日時計日記に記入し、感動を繰り返し味わえました。今年の日時計日記の最初のページをこのように飾れて嬉しく思います。
さて、今月は、先ずは奇跡の歌声「スーザン・ボイルさん(48才)」のお話からです。彼女の人生は決して順調だったわけではありません。学習障害があり学校ではいじめを受けていたというのです。両親も亡くなり教会でボランティアをしていましたが「いつかは大観衆の前で歌いたい。プロの歌手になりたい」という大きな夢がありました。そしてその夢がついに実現する。ある日オーディション番組で彼女の歌が大ブレークし、世界中で彼女のCDが爆発的にヒットするのです。昨年のNHK紅白歌合戦にもゲストとして招かれ、抜群の歌唱力を披露されましたね。でもそうなる為には、きっと並々ならぬ努力をされていたんだと思います。そのことについて谷口清超先生は次のようにお示し下さっています。
「努力するためには、夢を描くがよい。穴を掘り、又それを埋めたりするだけの単純な繰り返し作業では、いくら『努力せよ』と言われても力が出ないであろう。それは目的意識や理想がないからである。『夢を持たぬ仕事』に対してやる気がおこらない。真に偉大な理想、即ち神意がはっきり自覚される時、努力がなされモリモリと力が出る」(『伸びゆく日々の言葉』227頁)
「大観衆の前で歌いたいという夢」これが彼女の奇跡の歌声とまでならしめる努力の源泉だったわけですね。また更に「夢を描くこと」の素晴らしさは、「ものごとを具体的に現実化する働きがある」ということです。こんな話があります。
それは現在従業員約300名、三重県と茨城県に工場を持つ家具スチール製品メーカー、豊国工業です。その創業者の西森利明さんは、昭和26年頃「生長の家」に触れ「人間神の子無限力」「心に強く希望を描くことは実現する」ことを知りました。当時、資金どころか反対に借金しかなかったのですが「工場を始めたい、企業人になりたい、経営者になりたい」という強い夢はありました。そして「既に実現している」とその完成図を心に描き続けたのです。するとある日のこと、友人から工場を買ってくれないかという話が持ちかけられ、それは心に描き続けていた通りの工場だったのです。先輩の援助と協力によって購入出来、現在の豊国工業が誕生したのです。 別府正大「能力開発と人間関係」120頁より
このように「夢」を諦めずに描き続けると、それが実現するように、物も協力者も何と資金までもを引き寄せる驚くべき力が出てくるのです。夢を描くことはやる気を引き出すのは勿論それを実現するための諸条件までも引き連れてくるのです。うーんすごい。またその夢を持続させ、成長させることについて『光明法語』には次のように書かれています。
「人のために尽くさないで夢を実現しようと思っても、それは空中楼閣に過ぎない。夢を一歩一歩現実にする方法は、一歩一歩サービスをして行くところにある。サービスとは愛行である。日々人のためになりつつ前途に大きな夢を描いて弛みなく進んで行く者はついにその偉大なる夢は成就するのである。」(谷口雅春先生『新版 光明法語』315頁)
皆さん、私たちも大いなる「夢」を描いて愛の実践をして参りましょう。その為、日々日時計日記に喜びや感動を記入し「善一元の世界」を観じましょう。神の祝福の愛を感じる時、報恩の愛行が自ずから出来る、それが夢を実現させる大なる力となるのですから。
- 2010年1月20日(水) 06:14 JST
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- 投稿者:
- master
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